こんにちは、びびびびっと漫画ブースのびびっとです。
今回はおすすめBL漫画『ゴミ屋敷の鎌倉さん』を紹介していきたいと思います!
最後まで読んでくださると嬉しいです。
『ゴミ屋敷の鎌倉さん』・あらすじ
高圧的な上司の対応に心が疲れ、今はゴミ屋敷に引きこもって生活している主人公・鎌倉。
時間が止まったまま生きていた彼の時間に入り込んだのは、話をしたこともない隣人・荒井だった。
家の惨状から大家に追い出されそうになった鎌倉を庇った上、自身の部屋に無理やり連れて帰ってお風呂の世話や食事の世話を甲斐甲斐しく焼いてくる。
そして鎌倉の荒れ果てた部屋の掃除まで買ってでる。
冷たくあしらっても、ひどい言葉を投げつけても鎌倉を見捨てようとしない荒井に戸惑いながらも、鎌倉は何故か荒井に強く逆らうことができないでいる。
おせっかい男とゴミ屋敷の住人の奇妙な生活と、運命が始まる・・・。
感想
カップリングは『お人好しな隣人×トラウマを抱えた汚部屋の住人』
BL界隈では割と珍しくない隣人ラブですが、汚部屋を二人で掃除するっていうのは斬新で、みるみるうちに部屋が綺麗になっていくのが気持ちよかった!!
個人的にBL漫画の好みというか、重要視している絵の繊細さ、絵の色っぽさが堪らない漫画です。
ストーリーはさらっとして読みやすくて絵が綺麗(大事なことなので二回言います)。しっかりとハピエンなのも嬉しいですね。
止まってしまった時間を動かし、自分を再生させていく。
自分だけでは難しいけれど、”誰か”と一緒なら・・・
そう思わせてくれる、美しい物語でした。
えちちはほとんど事後表現と言って良い程度なので、構えずに読めます。
(えちちメインに読みたい方には少し物足りないかもしれませんが)
漫画全体に漂う、ほの暗い雰囲気がしっかりと伝わってきて、すごい表現力だなと思いました。
この作品がデビュー作らしいのですが、まじか?っていうレベルの”伝える力”がとても強い漫画家さんだなという印象を受けました。
この画力とこの表現力で、ヤンデレとかメンヘラとかを描いて下さったならば、全腐女子が天に召されるでしょう・・・(何を言ってんだコイツは)
ふらりと消えていなくなってしまいそうな鎌倉さん(受け)と、明るくて親切な荒井さん(攻め)の対照的な印象が性癖に突き刺さる一品でした・・・。
レビューの評価4.5とかなり高く、満足感を感じられる良作でした。
まとめ
今回はおすすめBL漫画『ゴミ屋敷の鎌倉さん』を紹介させていただきました。
内容はもちろんなのですが、表紙のイラストだけで目と心を吸い寄せられる良い漫画に出会えてめちゃくちゃラッキーでした。
『ゴミ屋敷の鎌倉さん』はRenta!で読むことが出来ますので、ぜひ興味が湧いたら読んでみてください!!
単行本版が発売されていますので、一気に読むことができて超便利!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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