こんにちは。びびびびっと漫画ブースのびびっとです。
今回は『昨日、君が死んだ。』の紹介をしていきます!!
『昨日、君が死んだ。』・あらすじ
人類の大半が死に絶えた終末後の世界。
仕立て屋の羽繕(はづくろ)は学生時代から密かに想いを寄せていた護堂(ごどう)が目の前で息を引き取るのを見ているしかなかった。
悪魔のような容貌の男から与えられた「魔法のミシン」で実物と寸分たがわぬ護堂の人型「ゴドー」を縫い上げたところ、それは生き生きと動き出し羽繕に懐いてくる。
だがどうやら人間の魂のようなものはないらしい。
死人を生き返らせる禁忌を犯した羽繕に、悪魔のような男は、
この新しい世界には縫われるべきものが待っている、ゴドーの「たましい」を探す旅に出よと送り出すのだった。
針と糸だけで世界を渡る羽繕とゴドーの未来は……?
感想
高校時代、同級生だった羽繕くんと護堂くん。
当時は会話をすることもなかった。
けれど、終末後の世界では羽繕くんはゴドーくんにとって、友であり、父であり、母である。
とにかくゴドーくんにとって何もかもを超越した存在になっていて、いつも凛としえ輝いている…
生きとし生きる全ての命に愛を与えてくれる作品。
そして純粋で誠実に努力していて。不遇かもしれない。過酷かもしれない人生を送っている人にとって優しい視点で紡がれています。
結末は人によってはハピエンではないのかもしれないけれど…
でも、本当に大きな、大きな愛の物語です。
読んでいるだけてなんだか救われる。涙が出る。
切なくて優しい物語の素晴らしさを伝えきれない己の語彙力の無さが恨めしい…!!
とにかくまるで文学のような読み応えのある作品です。エロな絡みは一切ない。でも納得です。
彼らの旅先でのエピソードも含めて、全てが素晴らしくて素敵でした…!!
まとめ
今回は『昨日、君が死んだ。』の紹介をさせていただきました。
重厚な物語。
哲学的な深いテーマに心を揺さぶられる壮大な物語は、正直、ジャンルを超えて全ての人に読んでほしい。
荒々しくて繊細。グロテスクで残酷なのに美しい。
優しさと愛と切なさが溢れる名作です。
『昨日、君が死んだ。』はRenta!で読むことができます。
気になった方はぜひ読んでみてください!
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