こんにちは、びびびびっと漫画ブースのびびっとです。
今回はファンタジーBL『皇帝と怪物』を紹介していきます!
作者akabeko先生の絵が個人的に好きで作者さん買いです!!
『皇帝と怪物』・あらすじ
幼帝タオは先代皇帝が崩御してから、宰相の傀儡として過ごしてきた。
心を許せるのは乳母兄弟のノワカだけ。ノワカだけがタオの友であり兄弟だった。
父のようにはならない。
そのタオの心を踏み躙るように、宰相は見せしめとしてありもしない罪をでっち上げ、
ノワカを処刑した。
失意に暮れるタオは自暴自棄になり、『決して入ってはいけない』と言い付けられていた開かずの霊廟に足を踏み入れる。
その霊廟には”怪物”が眠り、一度目覚めれば国に禍をもたらすとされていた。
柩を開けたタオが見たのは白髪・異形の大男。
その大男の正体は初代皇帝・ウトサ。
国を憂い、もがき苦しむタオはウトサとの出会いで、徐々に変わっていく・・・。
感想
怪物となったかつての皇帝と、その怪物を起こした幼帝。
二人の皇帝の壮大な愛の物語を、一冊にまとめた手腕がすごい・・・。
離れ離れにならざるを得なかった二人が、また出会い共に過ごす日々を勝手に妄想したくなる・・・!!
切ないのに愛おしくて、”永遠”なのか”最期”を迎える時までなのかは分からないけど、
二人が共に歩んでくれるなら、どんな道でも構わない。
そう思わせてくれるお話でした。
欲を言えば二人の心理描写を詳しく見てみたかった。
あっという間に終わってしまった感が強くて、上下巻もっと言えば上・中・下巻くらいの長さでコッテリやってほしかった・・・
ささーーーっと終わってしまって勿体無い・・・。
えちちは最後にちょびっとありますが、あっさりテイストなので目当てで読む人には物足りないですかね。
だがしかし、白髪・長髪・長身・体格差そして時代を越えた・・・っていう設定が好きな私のド性癖を突いてくる作品で、読めて私は大大大満足でした。
まとめ
今回は『皇帝と怪物』の紹介をさせていただきました。
怪物となったウトサと現皇帝タオが時代を越えて出会い、心を通わせていく切なくも愛おしいお話を是非とも読んで欲しい・
全体的にあっさりと進むので、サクサク読めるのも魅力。
がっつり深掘りして欲しい内容ではありましたが、読みやすく楽しめるお話だと思います。
『皇帝と怪物』はRenta!で読むことができます。
気になった方は、ぜひ読んでみてください!!
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